書評

お金の知識0から脱出するための学習ルート【本と動画を紹介】

はらじょ

株式投資や積立NISAやってみたい人

「最近、資産運用で株式投資やNISAやっている人増えているなあ。私もやってみたいけど、お金の勉強したいことないし..初心者の私は何から勉強すればいいの?」

 

この悩みにお答えします。

本記事でわかること

・お金に詳しくなるための学習ルートがわかる
・お金について優しく教えてくれる動画や本がわかる
・積立NISAなど最低限のお金の知識がつく

 

本記事を書いている私は、2年前まではお金のこと何も知らない学生でした。

しかし、中田敦彦さんのYoutubeや両学長のお金の動画を見て株式投資のことを知り、資産運用の重要性を実感。

その後、ここでも紹介する本を10冊読んで、積立NISAや高配当株投資を始めました。

 

お金の知識0から資産運用を開始するまでの期間は、わずか1か月。

みなさんも勉強して生活を豊かにする気力さえあれば、1か月でお金の知識は身につきます

資産運用をはじめ、個人のお金の管理・運用には、難しい計算は必要ありません。

安全な資産運用の方法など、具体的な指示が書いてある本を中心に紹介するので、ぜひ行動に移して生活を豊かに変えてきましょう~!

 

さて、本記事の目標は
無駄な支出をなくし、堅実な資産運用ができるようになることです。

紹介する本&動画を上から順に学んでいくことで、次第に知識がついてあなたの生活は豊かに変わっていくでしょう。

 

余談

私が働くコンサル会社では、全く新しい分野を学ぶときは、その分野の本を5冊以上読んで、知識の土台を付けることが奨励されています。
このように、とりあえず本を浴びるように読んだら、知識の土台を築き上げることができます。

 

 

お金の知識0から脱出するための学習ルート

さて、ここからは、お金の知識0から、「無駄な支出をなくし、堅実な資産運用ができるようになる」までの学習ルートを示していきます。

全て私が過去に学習したコンテンツです。

学習ルート

①投資やお金に対する間違った考え方を変える
②投資を始める
③投資を極める

詳しく説明していきます。

 

①投資やお金に対する間違った考え方を変える

まずは、投資やお金に対して多くの日本人が持っている「危ない」や「お金は汚いものだ」という固定観念を払しょくしましょう。Youtubeで学ぶのが最適です。

【お金の授業①】学校では教えてくれない「資産運用の鉄則」素人が必ずハマる罠編

 

【お金の授業②】素人でもできる投資の鉄則を教えます!

 

【初心者向け】資産運用って結局どうすれば良いの?に対する具体的回答【超シンプルプラン】【株式投資編】(アニメ動画):第17回

 

 

②投資を始める【投資マインド編】

お金に対する基礎知識を付けたら、次に投資です。ここでは投資をする上でのマインドを学びましょう!

■お金は寝かせて増やしなさい


「本で読むのはちょっとなー」って方は漫画版がおすすめです。


論旨

「インデックス運用をしなさい!」がこの本の主題です。

なぜインデックス投資をするべきなのか?

理由①:手間がかからないから
理由②:投資のプロがあれこれ考えて運用する商品と成績がほとんど変わらないから
理由③:手数料が安いから

 

学びポイント

情報細切れで申し訳ありませんが羅列します。どれも私の行動を変えてくれた情報です。

・投資から得られるリターンは金融機関と取り合う関係にある。金融機関の人信用しないせず、ネットでインデックスファンドを選んで積み立てる

→これは中田敦彦さんの動画でも言われていましたね!金融機関の窓口に行ってはダメです。

・投資信託は販売会社、運用会社、信託銀行という3つの金融機関が運用に携わるが、そのいずれが破たんしたとしても、投資額にかかわらず投資した資産は制度的に守られる
・銀行預金は1000万円以上は元本保証がないため、「個人むけ国際変動10年」が良い
・公的年金も学者や金融業界のプロによって資産運用されている。

→銀行に預けたお金は1000万円以上は保証されません。安全のためにも資産を投資信託や国債に変えておきましょう。

・生活費の見直しは、金額な大きな方から、不動産→保険→車→水道光熱費
・生活防衛資金は生活費の2年分

→私は保険は火災保険以外には入っていません。車も手放しました。固定費が削減されてあっという間に貯金がたまりますよ。

・2008リーマンショックでは株価が暴落したが、円にお金が流れ円高になった。著者はそれを好機とし海外旅行をしていた。

→為替のレートを見ながら生活を変えていくのも大事ですね。2022年10月現在、円安が続いていますが、資産の半分をドルで持っておいてよかったなと感じます。

・震災の時はコンビニのATMが使えなかった。有事の時の備えとしてネット銀行以外に対面の窓口がある口座にお金を入れておくと良い。

→なるほど、、これは盲点でした。「ネット銀行だけでよいのでは?」と思っていたのですが有事の時に引き出せないことがあるんですね。私はゆうちょ銀行に最低10万円は常に入れておくようにしています。

 

補足

著者の水瀬ケンイチさんのブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)」も勉強になります。

「寝かせて増やす」ことを主軸にされているので、手間がかからない投資方法が学べますよ!

常にコスト最安値のインデックスファンドに投資したい方は、 「低コストインデックスファンド徹底比較」カテゴリーをみて投資先を決めると良いです。
書籍にも定期的に最新情報を更新して今後もフォローしていくとの記載がありました。

 

お金2.0 新しい経済のルールと生き方


「働き方2.0」 「転職2.0」など、最近「○○2.0」という言葉が流行っている。
それと同様に、この本では、「お金2.0」として、お金との新しいかかわり方を提示してくれる。自分の中の固定された価値観がぶっ壊れて、新しい概念が形成される。貴重な本。

 

論旨

Fintech1.0 – 既存の金融の仕組みをITで効率化していく
Fintech2.0 – 金融の仕組み自体を壊してゼロベースで作り上げていく Ex.ビットコイン

社会には次の3つのベクトルがあり、それが未来を作る
①お金  ②感情  ③テクノロジー

この本はテクニックに関する本ではなく、お金の正体を理解することで問題を解決するという趣旨

資本主義に代わるものとして価値主義を提唱

 

その他学べる事

書籍で学んだことをまとめますね。

近代の金融の仕組み

・中央集権的なお金の仕組みの始まりは1833年のイングランド銀行から。つまり100年程度前でしかない。
・そう考えるとビットコインなどの新たな仕組みにとって変わっても不思議ではない。
・参加者は共同の幻想を抱いている場合、システムの寿命は伸びる。

 

経済の特徴とメカニズム

・経済は人間の欲望を起点に動く。その欲望とは①本能的欲求 ②金銭欲求 ③承認欲求

・持続的に発展していく経済システムの特徴(ネットの力で小経済を作りやすくなった)
①インセンティブ ②リアルタイム ③不確実性 ④ヒエラルキー ⑤コミュニケーション

①インセンティブ:報酬が明確である SNSのいいね
②リアルタイム SNS
③不確実性:運と実力の2要素
④ヒエラルキー:秩序の可視化 ランキングやゴールド会員、競争がある環境
⑤コミュニケーション:参加者が交流する場がある

・参加者が共同の幻想を描いている場合、システムの寿命は大幅に伸びる
例:ビットコインの報酬設定

・最近ミニマリストが増えてきており,ものの価値が減り、脳の報酬系の価値が上がっている。

・成長が止まった国(日本・韓国)は流動性がなくなっている。大企業・年功序列

 

テクノロジーの変化を流れで捉える→分散化

今までは中央集権化で発展してきたが、今からはITによって「分散化」が進む
Ex. SNS, ビットコイン , Youtube, トークンエコノミー、Uber, Airbnb, メルカリ、シェアリング

 

 

②投資を始める【投資手法編】

「個人投資家」としてのマインドを形成出来た後は、具体的に「何に投資をするか」を決めていきます。

この章では、初心者向け投資手法について書かれている本を紹介します。

 

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください


「何に投資すればよいのか?」を商品名まであげて具体的に説明してくれる本です。

紹介されたすべてを買う必要はありませんが、いくつか本を読んで共通して紹介されているものに投資を検討すればよいのではないでしょうか?

 

紹介されていること

おすすめファンド

・上場インデックスファンドTOPIX(東証一部の全ての会社の株を少しずつ TOYOTA, 富士通, NTT, Softbank…)

・ニッセイ外国株式インデックスファンド(先進国の主要な会社の株を少しずつ Apple, Macdonald, Microsoft…)

・個人向け国債「変動10年」 個人向け国債。国が責任を持つので手堅い。毎月募集があり、銀行や証券で1万円から購入可能。満期が10年で長期金利に合わせて金利の利率が変動。銀行よりも安全。最初の1年だけ下ろせない。

 

知っておきたい国の制度

・NISA 120万/年が5年間非課税。本来なら20%税金がかかる。一人1口座。
・積立NISA 限度額年間40万だが、20年間非課税。普通のNISAとは併用不可

→NISAの制度については全国民知っておきましょう。

・宝くじは「無知の税金」期待値45%。だから買うな!
・医療保険に入る必要はない(広告、人件費、詐欺被害額含まれている)
・保険料の分貯金、高額医療制度(最大月約10万まで)
・生命保険はネットの保険で死亡保証だけのシンプルな掛け捨てのものを。ういた分貯蓄に回す。(遺族年金制度)

→宝くじ買いません!医療保険入りません!生命保険も掛け捨てにします!

・運用額の決め方:貯金を、生活資金(3ヶ月分の生活費)、安全資産(国債へ)、リスク運用資産(1/3になってもいいと思える金額)に分ける
・海外と日本を半分ずつ
・不動産投資はおすすめしない。(人口減少に伴う価値下落、分割投資不可能、手数料高い)

→海外と日本の資産を半分ずつ持ってて助かりました.. 2022年10月現在円の価値は急落。半分ずつ持っておくとバランスが取れます。円安・人口減少と日本経済には不安が大きいですが頑張っていきましょう。

 

 

■投資ど素人が投資初心者になるための株・投資信託・積立NISA・iDeCo・ふるさと納税 超入門

お金持ちになるための第1歩ともいえる「株・投資信託・積立NISA・iDeCo・ふるさと納税」をまとめて解説してくれる書籍です。オールインワンの本は珍しいです。

本の語り口調も優しく、小難しい話がないので理解しやすいです。

 

■NISAとiDeCoまとめ

長期で積立投資を行うと、国の優遇税制が受けられるNISAとiDeCo。全国民やらない手はありません。

そんな2つの制度をここで一旦まとめておきます。

NISA

・NISAと積立NISAはどちらか一方のみしか選べない。(株式の専門家以外は積立NISAがおすすめ)
・積立NISAの場合、年間40万円までの投資信託の利益を非課税にできる。

 

iDeCo

・個人型確定拠出年金
・基本は株への投資が中心
・会社員?や自営業の人はNISAより先にiDeCoがおすすめ。理由は「掛け金の全額」が「税金の対象額(=課税所得)」から差し引かれるから。
・会社員の場合、企業自体が「確定拠出年金」という企業型iDeCoをやっている場合、ほぼ同じ制度

 

【楽天証券】開設したら最初に絶対に設定すべきこと

最後にここまで読んでみて、「楽天証券で口座を解説しよう!」と思った人が見るべき動画です。

 

 

③投資を極める【投資マインド編】

世界を見てきた投資のプロが新入社員にこっそり教えている驚くほどシンプルで一生使える投資の極意


既に投資信託の積立投資を始めていて、他にもやりたくなったら読む本です。
ポートフォリオの組み方、アクティブ運用のすすめなど中級者向けの内容が書かれています。

 

論旨

人的資本、金融資本でバランスを取るという考え方。
人的資本が日本企業で日本円で安定して稼ぐ分、金融資産は外国貨幣で成長株に投資する。

日本で会社勤めしているサラリーマンは、海外の成長株に投資すべきである。理由は、資産の多様化を図るため。

インデックスファンドだけを行い企業の監視をしない人が増えてしまうと不健全な社会になる。→2年前お金の知識がない時の私は理解できなかった。(初心者はスキップしてOK)

 

その他気になったこと

・アメリカは自国の株だけ持っていればある意味世界への分散投資になる特殊な国。アメリカでの成功例全てを鵜呑みにしてはいけない。

→投資の本はアメリカでの統計情報をもとに書かれたものも多いです。日本とは前提が違うので、すべてを鵜吞みにしてはいけないということですね。

 

・アメリカの企業は社長が給料を半分以上株式でもらうことが多い。そうすると、株価をあげようと頑張る。

→たしかに、自分の会社の株式持っていると、業績あげようと必死になりよね。

・経済発展のステージによって、国にとっての重要産業が変わる
新興国:国の主導でインフラ(国債)  中進国:製造業などの「基幹産業」 先進国:イノベーション

→ふむふむ、日本もイノベーションが大事なのに、、がんばりましょー!

 

私がとった行動

・ドル建てで成長株に投資する。私はzoomに投資しました。
・アクティブ運用する。ネオモバで日本企業の個別株に投資を開始。

 

 

③投資を極める【投資手法編】

【2021年最新版】バカでもわかる米国株ETF投資術


前半でETFについて詳しく説明し、後半では具体的な銘柄まで紹介してくれている書籍です。

VOOやVTIなど主要なETFが解説されています。私は、この本を読んでETFの手数料の低さに驚き、それ以来SPYDという高配当株を集めたETFに積立投資をするようになりました。

 

投資ど素人でもわかる 米国株高配当投資術


投資信託→ETFと学んだら、いよいよ高配当株投資!
この本では、特に米国株の優良高配当株銘柄について教えてくれます。

著者が日本株をお勧めしない理由

・日本の市場は成長しておらず株価が上下しやすいàデイトレードのようになってしまう

・日本企業は株主への還元意識が薄く、業績が悪化すると株主も連帯責任だと言わんんばかりに配当を下げる。

・日本企業の花王や米国企業は株主への意識が高い

 

バフェット太郎 半永久的マネーマシンの作り方

最後に、マネーマシンの作り方を動画でおさらいします。

皆さんのゴールは「不労所得だけで生活する」ことですよね?(私はそうです)
投資による収入を最大化するためのヒントを得ることができます。

 

 

まとめ

お金の知識0から、「無駄な支出をなくし、堅実な資産運用ができるようになる」までの学習ルート

要約

①投資やお金に対する間違った考え方を変える
【お金の授業①】学校では教えてくれない「資産運用の鉄則」素人が必ずハマる罠編
【お金の授業②】素人でもできる投資の鉄則を教えます!

 

 

②投資を始める【投資マインド編】



 

 

②投資を始める【投資手法】


【楽天証券】開設したら最初に絶対に設定すべきこと

 

③投資を極める【投資マインド】

 

 


③投資を極める【投資手法】



半永久的にお金が入るマネーマシンの作り方

 

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