【書評】サクッと起業してサクッと売却する【事業売却って儲かるの?】
事業売却に興味がある人
「事業売却って大金が入ってきて、一気に儲けることができるって聞いたけど実際どうなの?起業やったことない私でも、事業売却が分かる本を知りたい!」
この悩みにお答えします。
↓今回紹介する本
事業売却は儲かる?
さて、先日私は以下のツイートをしました。
コメダでモーニングしながら読んでいます。結局一番お金持ちになれるのは、億単位の事業売却をできた人ですからね。入門者として、これから入ります。 pic.twitter.com/KvHTUBE2vh
— はらじょ@機械オンチから外資系エンジニア (@harajoengineer) October 16, 2022
一気にお金持ちになるためにはどうすればよいでしょうか?
高級取りになる?違います。事業売却で一気に億稼ぐのが近道です。
有名な起業家Youtuberである青汁王子さんも、「お金を稼ぐには、事業売却一択」だと言っています。
私はこの動画を見て「事業売却」を知ったので、興味があればぜひ見てください。
著者紹介
本記事で紹介する「サクッと起業してサクッと売却する」の著者を紹介します。
本を読むうえで、「著者を信頼するかどうか」で理解度は断然変わります。
すべてを鵜呑みにするのは違いますが、本の議題に対して十分な経験があるかは必ず見ておきましょう。
正田 圭 KEI MASADA
TIGALA株式会社代表取締役社長。15歳で起業。インターネット事業を売却後、M&Aサービスを展開。事業再生の計画策定や企業価値評価業務に従事。2011年にTIGALA株式会社を設立し代表取締役に就任。テクノロジーを用いてストラクチャーグルードファイナンスや企業グループ内再編等の投資銀行サービスを提供することを目的とする。2017年12月より、スタートアップメディア「Pedia」を運営。
著者に、『ファイナンスこそが最強の意思決定術である』『ビジネスの世界で戦うのならファイナンスから始めなさい。』『15歳で起業したぼくが社長になって学んだこと』(いずれもCCCメディアハウス刊)がある。書籍「サクッと起業してサクッと売却する」から引用
15歳で起業し、現在まで「連続起業家(事業を作り売却することを繰り返し行う人)」として活躍されています。
1つの会社を立ち上げて、その会社で生涯仕事をする「経営者」とも違った視点をこの本で学ぶことができます。
具体的な事業立ち上げ&売却の方法というよりは、「なぜ」事業売却が人生の質を高めるのか、実際に企業→売却するときのマインドにフォーカスした本です。
そのため、企業を全く経験したことがない私でも、楽しく読み進めることができました。
本の内容
■第1章 連続的起業家
よくある質問
起業できたとして、会社を売却せずにそのまま経営した方がよいのでは?
回答
「お金と時間」の両方を得るには売却に限る。売却時には「その会社が将来稼ぐであろう金額」によって額が決まる。つまり、将来のお金を一気に受け取れる。
また、得られる経験の濃さに関しても売却の方に軍配が上がる。
「1つの会社を20年経験した人」と「3つの会社を20年で売却した人」を比較してみる。1つの会社を経営すると、最初の5年は新しいことの連続で学びは深いかもしれないが、後半の15年は仕組みが出来上がり、業務はルーティン化される。
一方、3つの会社を売却すれば、0→1をサイクル的に回すができる。アジャイル開発のようにグルグル回すことによって経験が蓄積されていく。また、会社を売却したからと言って、人間関係がリセットされるわけではなく、2回目、3回目の企業では「人脈と経験」で「強くてニューゲーム」ができる。
第2章 会社売却で人生の選択肢は無限に増える
人生に踊り場を作る
会社を売却すれば、お金と時間が手に入る。次の起業までの期間で「人生の踊り場」を作ればいい。旅行・趣味など自分のやりたいことを思うままに。
会社にいつ働くかいつ休むかを管理されるより人生が豊かになる。
筋トレは適切なインターバル(休憩時間)をとったほうが筋力が上がる。人生も同じ。戦略的に「人生の休業」を生み出すことで、人生の中身は格段に濃くなる。
第3~5章
3章以降はより「実践」よりの内容となります、私が実践する準備が整ったら追記します。
第3章 起業のFAQ
第4章 起業の本質はコミュニケーション戦略
第5章 会社を高値で売却する方法論書籍「サクッと起業してサクッと売却する」から引用
今後の私のTODO
最後に本の内容で心に残ったことを紹介して、本記事は終わりとします。
29歳までに1億円のキャッシュを手に入れる。
現代の自由は、時間とお金によって生み出される。
ONE PIECEの主人公モンキー・D・ルフィは「この海で一番自由なやつが海賊王だ!」と言っている。会社売却に成功すれば、「現代の海賊王」になれる!
気になった方はぜひ読んでみてください!
他にも読んだ本をレビューしています。
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