【合格体験記】ITエンジニア5年目以内に応用情報技術者を取ろう
こんにちは。ひさしぶりの投稿となります。
基本情報技術者、情報セキュリティマネジメントに続き、応用情報技術者試験を受験しました!
結果は、自己採点で午前が8割、午後が厳しめに採点して7割でした。
本記事では、私の体験をもとに、ITエンジニアとして働いている人が、どのように学習すべきかをシェアします。
【本記事の内容】
- 学習期間
- 試験対策(午前・午後)
- 午後試験で選択すべき分野
学習期間
私は、約2か月間の学習で試験に臨みました。
午前試験は平日30分、午後試験は土日に3-5時間ほど取り組むことで十分な対策が可能です。
午前試験対策
午前試験の対策の肝は、「隙間時間を利用する」ことです。
半分は過去問からの出題のため、暗記が大切になります。
対策としては、主に「過去問道場」を利用しました。
過去6年分の問題を解き、間違えた問題を重点的に解きなおしました。毎朝30分を使って、20問ずつ解いていくというルーチンを設定し、徐々に理解を深めました。
すでに基本情報技術者試験に合格していたため、基本的な知識は備わっていましたが、それでも過去問を徹底的に解くことが重要でした。
安定して7割以上の正答率が出せるまで練習を重ね、午前試験対策を完了させました。
午後試験対策
午後試験の対策の肝は、「まとまった勉強時間を確保する」ことです。
全く同じ問題は出ず、思考力や応用力を問われるため、1つ1つの問題を理解しながら進めることが重要になります。
対策としては、週末にまとまった時間を使い、問題集を集中して演習しました。
選択した分野は「情報セキュリティ」「組込みシステム」「経営戦略」「プロジェクトマネジメント」「サービスマネジメント」に固定し、深掘りしました。
使用した参考書は、「情報処理教科書 出るとこだけ!応用情報技術者[午後]」と「2024 応用情報技術者 午後問題の重点対策」です。
どちらの参考書も2周することで知識を定着させ、特に午後試験で重要な論述力を鍛えました。試験前日には昨年度の過去問を解き、実戦感覚を養いました。
午後試験のおすすめ選択分野
私は、「情報セキュリティ」「組込みシステム」「経営戦略」「プロジェクトマネジメント」「サービスマネジメント」を選択しました。
理由は下記のとおりです。各分野のおすすめ度を記号で示しました。
- ◎情報セキュリティ:必須。
- △組込みシステム:事前知識が不要。年によっては簡単。
- 〇経営戦略:簿記の知識があれば選択すべき。日本語読めば解答できる場合が多い。
- 〇プロジェクトマネジメント:業務経験があれば簡単な場合が多い
- ◎サービスマネジメント:解き方がワンパターンで対策しやすい
組込みシステムではなくシステム監査を選択すればよかったと後悔しました。
多くのサイトや動画で組込みシステムがおすすめされていますが、事前知識が不要な分、例年難易度が上がってきていると感じています。
試験本番の点数が安定しなくなるので、解き方がワンパターンなシステム監査がおすすめです。
私と同じ回で受験した人も、システム監査は満点を取っていました。取っつきにくいように思われますが、コスパの良い分野だと思います!
試験本番では、経営戦略とサービスマネジメントが9割、プロジェクトマネジメントは満点でした。
エンジニアだからと言って下手にネットワークやデータベースを選択するより、対策期間が少なく高得点が出やすいマネジメント系の選択がおすすめです。
試験前日の注意点
試験前日に詰め込むなんて無理です!早めに寝て体調を整えることに集中しましょう。
応用情報技術者試験は朝が早いです。
私は試験会場が遠かったこともあり、寝不足なままで受験してしまいました。
結果、「整数で答えよ」という問題を単位を付けて回答してしまったりと、凡ミスで1割近く落としました。
寝ていれば取れていた点数です。
勉強の成果を出すためにも、試験前日は早く寝てください!
試験当日の注意点
試験当日は、時計を持参することを強くお勧めします。
私は試験前日に急いでドンキホーテで時計を購入しましたが、不良品で動作せず、結局試験当日の朝にホームセンターで新しいものを買い直しました。
また、試験会場によっては冷房が強いこともあるので、羽織れるものを持っていくと安心です。
最後に
これらの学習方法と注意点を守りながら、計画的に取り組めば、応用情報技術者試験の合格が可能です!
応用情報技術者は、難易度のわりに転職市場で高く評価されやすいです。
キャリアップを目指している方、テクノロジーの知識を補強したい方には、特におすすめの資格です!
皆さんの成功をお祈りしています!